2026/10/13 17:10
ブリトニー・スピアーズはポップ・ミュージックから事実上引退しているが、ファンは来月、2000年代初頭へのノスタルジーを大いにかき立てるであろう未発表曲を耳にすることになる。現地時間2026年10月9日に44歳の彼女は「She’ll Never Be Me」をリリースした。全盛期のブリトニーらしいキャッチーなポップ・チューンである同曲は、もともと2001年発表のセルフタイトル3rdアルバム『ブリトニー』のためにレコーディングされたものだ。
ブリトニーは同曲を当時の恋人ジャスティン・ティンバーレイクのほか、ブラッドリー・デイモンド(イン・シンク)、アレックス・グレッグス(イン・シンク、パリス・ヒルトン)と共作しており、プロデュースはリップロック・ン・アレックス・Gが共同で手がけている。
うなるようなキーボードとロボットのようなドラムマシンのビートに乗せて、ブリトニーはトレードマークである鼻にかかった少女のような声で、恋人の新しい彼女が金髪で着飾った自分そっくりの姿をしていることに驚き、かつて彼を夢中にさせていたのは自分だったと彼女は知っているのかと問いかける。別れを告げるコーラスでは、自分は唯一無二の存在で、元恋人は自分のことが頭から離れず空想に迷い込んでいるのだと突きつけ、新しい彼女が自分になることは決してないと歌い上げる。自分の完璧なレプリカで穴埋めしようとした元恋人を痛烈に批判する一曲となっている。
同曲は、11月6日に発売予定の『ブリトニー』25周年記念エディションに収録される数多くの未発表曲の一つだ。ブリトニーが公開したトラックリストによると、全25曲入りの拡張版には「I’m a Slave 4 U」「Overprotected」「Lonely」「I’m Not a Girl, Not Yet a Woman」といった愛されるヒット曲に加え、「I’m a Slave 4 U」のB面曲「Intimidated」、2002年のペプシのCMで使用された「Right Now (Taste the Victory)」、そしてネプチューンズがプロデュースした未発表曲「Am I a Sinner」「When I Say So」「My Big Secret」が収録される。
『ブリトニー』は、ブレイク作となった『ベイビー・ワン・モア・タイム』と『ウップス!…アイ・ディド・イット・アゲイン』に続く作品として、当時19歳だった彼女がより大人びた方向性へ進むことを示したアルバムだった。同作にはティンバーレイクとのもう一つのコラボで、彼が共作・共同プロデュースを手がけ、オリジナル盤の締めくくりを飾った「What It’s Like to Be Me」も収録されていた。ブリトニーとジャスティンは1999年に交際を始め、2002年3月に破局した。破局後、ティンバーレイクはリベンジ・ソング「Cry Me a River」を発表した。同曲は、恋人の浮気を知った男性が彼女を許さず受け入れないという歌詞で、ミュージック・ビデオにはブリトニーのそっくりさんが登場した。
ブリトニーはまだSNSで同曲について投稿していないが、Facebookの彼女のアカウントは9月30日にリニューアル版アルバムが11月にリリースされるまで”毎週さらなるサプライズがやってきます”と予告していた。
このティンバーレイクとの共作曲は、2023年にウィル・アイ・アムと組んだ「Mind Your Business」、2022年にエルトン・ジョンと共演した「Hold Me Closer」以来となる、ブリトニーの“新曲”だ。
2016年の『グローリー』以来、ニュー・アルバムをリリースしていないブリトニーは、ワールド・ツアー【ピース・オブ・ミー】を終えてから7年以上が経った今年1月、「米国では二度とパフォーマンスしない」と誓った。彼女の最後のライブ・パフォーマンスは2018年10月21日の米テキサス州オースティン公演で、2024年には、「音楽業界には二度と戻らない」と断言している。
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